キリスト教式の挙式スタイルとは

「ウェディングドレスで式を挙げたい」と思うならほとんどの場合でキリスト教式での結婚式となるでしょう。しかし多くの日本人にとっては、キリスト教の守らなくてはいけないきまり事にはあまりなじみがありません。最低限の予備知識として、キリスト教式の結婚とはどんなものか事前に知っておきましょう。

同じキリスト教でも、式を挙げるにはカトリックでは新郎新婦のどちらかが信者であることが原則です。プロテスタントでは信者でなくても式を挙げられることになっていますので、ほとんどの人はこのプロテスタント式の結婚式を行うことになります。教会やチャペルが会場となりますが、ちなみに教会とは宗教に密接な関わりをもって建てられているもので、チャペル結婚式とはホテル結婚式や専用式場などに併設されている挙式専用の場所のことをいいます。

ただし、すべてのカトリック教会で信者以外の結婚式を認めていないわけではありません。いつかウェディングをしたいと思っていた憧れの教会が調べてみたら、実はカトリックのものだったという場合でも、諦めるのは少し早いです。カトリック教会の中には、事前に結婚講習を受けることで結婚式を許可してくれる場所もあるからです。もし気になる場所があるなら、丁寧にお願いをしてみると対応をしてくれるかもしれません。

ウェディングドレスにバージンロード、指輪の交換などはキリスト教式ならではのウェディングです。しきたりを守り、おごそかな気持ちでのぞみましょう。